寒さがひしひしと迫ってきている今日この頃、冬がそろそろ到来してきますね。冬は寒さ以外にも、大敵となるのが雪です！

そんなときに必須アイテムとなってくるのがスタッドレスタイヤです。ちなみに、雪道を走行する際はスタッドレスタイヤかもしくはチェーンを履かないと法令違反になってしまいます。

そこで今回は、キャンピングカーを利用する際にスタッドレスタイヤを付ける必要性やメリットをお伝えします！

スタッドレスタイヤについて

冬場の車のアイテム「スタッドレスタイヤ」。なんとなく皆さん聞いたことある程度で、詳しくどのようなものかはあまりわからない方が多いと思います。

ここでは、スタッドレスタイヤの基礎についてご紹介していきます。

キャンピングカーでスタッドレスを付ける重要性

スタッドレスタイヤとは、「スタッド＝鋲（びょう）」が「レス＝ない」タイヤをいいます。

以前はタイヤに鋲のついたスパイクタイヤが主流でした。 しかし、鋲がついていることから道路や車への影響や、路面を削りながら走ることによる粉塵が発生することを懸念視されたため、日本国内では使用されなくなりました。 現在では、鋲がないタイヤ、いわゆるスタッドレスタイヤが主流となっています。

前述した通り、道路交通法上の理由で凍結した路面や積雪が多い地域ではスタッドレスタイヤを装着することが必須なことが定められています。もし仮にノーマルタイヤが装着されているキャンピングカーをレンタルして、雪道を走行してしまった場合には、6,000円の反則金が適用となってしまいます。また、事故を起こしてしまうリスクも非常に高まりますので、必ずレンタルする際にはスタッドレスを装着している車種を選ぶように心がけましょう！

スタッドレスを付けて運転するにあたって意識すること

スタッドレスタイヤを付けて運転する際は、以下のことを心掛けるようにしましょう。

1.十分な車間距離を保って運転する

冬期に限っての話ではないですが、特に路面が凍結しやすい冬期の期間は充分な車間距離を保って運転するようにしましょう。距離が近すぎてしまうと、ブレーキの効きが悪い際に前方に衝突してしまうリスクが高まってしまいます。

2.滑りやすいポイントを常に把握しておく

通常の一本道ではない、「トンネルの出口」や「急カーブ」は特に気を付けましょう。通常タイヤより凍結した路面に強いスタッドレスタイヤなら大丈夫という誤った過信を持たないように安全運転をするように心がけておきましょう。

3.ブレーキのかけ方に気を付ける

スタッドレスタイヤは凍結路面での安定した走行だけではなく、ブレーキング制動時に大きな効果を発揮してくれます。夏タイヤではスリップしてしまうような場面でも、しっかり路面をグリップし確実な制動力が安全性を高めてくれるのが大きな特徴ですが、急ブレーキなどをしてしまうと性能が発揮されないことがあるので、安定したブレーキ操作を行うよう心がけましょう！

キャンピングカーをレンタルする際、スタッドレスタイヤをつけるには？

1.ホームページでお好きなキャンピングカーを選ぶ

希望の車種が見つかったら予約をしましょう！

国内でキャンピングカーのレンタルを扱っているお店はまだ少ないので、ハイシーズンの利用は特に予約が集中します。特にこれから来る年末から、年始のお正月などのハイシーズンに借りる予定をしている場合は、かなり早めに空き状況を確認するよう心がけましょう！また、オプションでスタッドレスを希望するにチェックを入れることを忘れないようにしましょう！

2.予約金を支払う

貸し出し前に事前に予約金を納める店舗が多いと思います。その際はショップの規定を必ず確認するようにしましょう。

3.予約した店舗で貸し出しをしてもらう

店舗につきましたら、いざレンタカーを引き取りましょう！

キャンピングカーの扱いに慣れていない場合は、初めて使う装備などもあると思いますので、使用説明や注意点は店舗スタッフからよく聞いておきましょう。また、スタッドレスタイヤを装着する予約をしている場合は、スタッフにスタッドレスタイヤが装着されているかを入念に出発前に確認しましょう。

まとめ

キャンピングカーにスタッドレスタイヤを装備する重要性はお判りいただけましたでしょうか？

冬場にはスタッドレスタイヤの装備はマストになってきます。安全に走行するにはこの点は欠かさないようにしましょう！

この記事を見て少しでもお役に立てれば光栄です。どうかご安全に！